【特徴】
白い髪に赤い仮面、黒い服の悪妖。完璧な利己主義者。エゴイズムの塊。何より自分を優先させ、そのためなら他の者はどうなろうと構わない。自分が優位に立つためなら平然と主張を変える。
数十年前に特鬼隊に討伐されかけ重傷を負う。その特鬼隊が河朽洞穴の武器を使用していたため現在では河朽洞穴の武器を越える武器を作ろうとしている。
【戦闘スタイル】
術タイプ。宙に浮く液体金属を主に使用し、爆発させたり術を吸い寄せたりする。また黒い蝶を使った幻術で相手を惑わしたり自身を変化させる。
自家製の武具はどれもクセが強い。
・酔蛇…うわばみ。肉のみを斬りつける半透明の刃。まだ試作段階で威力はなまくらだが防具や骨を無視して脳に直接攻撃できる。
最終目標は刃を礫のように発射し、防御壁を無効にする殺戮兵器にすること。
・血摺…ちずり。本編未登場。飛麟さんの漫画ででてきた爪手甲。相手を斬りつけると同時に血液を引っ張り出す。心臓や太い血管を攻撃すればより多く血を抜ける。最終目標は掠れば相手を失血死させること。
・衒児…げんこ。本編未登場。絵チャで何回か話したくらい。光を放射する眼球を作り出す。光に当たった相手は「努力すればなれた自分」の幻覚を見る。光に当たる時間が長いほど効果は高まる。対象の精神力によって効果に大きく差が出るので最終目標は問答無用で相手を再起不能にするほどのイメージを見せること。
・靭禾の武具…きんぴか。堅さと重さを重視しており、防具として活動させることは考えていない。多くの金属を圧縮し製作している。凄まじい重量だが定期的にさらに金属を投与している。
テーマは「攻撃力自慢を絶望させる」こと。金属圧縮の実験道具みたいなものなので最終目標は特に無い。
白梅は妖怪の中では特に強くは無い。頑張っても特鬼の中堅弱ぐらい。だがとめどなく溢れる罵倒には注意すること。
【人間に対しての考え】
食料。実験台。遊具。傷つけることになんら遠慮は無い。ちなみに白梅という名は婦女子に化けたときに合う名前だったのでそのまま使っている。馬鹿な男がよく寄ってくるとのこと。
【妖怪に対しての考え】
首領のヤツガシラにさえ腹の中で毒づいている。自分が至上であり他の者は常に見下している。ココノオやヤタノカラスの者に会えば楽しそうに罵倒する。
【作者情報】
靭禾の防具製作者がほしい→どうせなら悪役がいい→どうせなら勢力、種族に関係ないほど黒い思想を持たせようという経緯で製作。見事に嫌いなタイプになった。
「嫌いならなんで作ったの?」といわれると「必要だから」としか言いようが無い。
こいつの素顔は設定されていない。これは名前も姿も信念もすぐに変えてしまうという設定から。自分を持たないから相手を罵倒することでしか自己を確立できない。
【今後の課題】
作ったからには描かないわけにはいかない
動かそうとすると驚くほど罵倒の言葉が湧くので注意しないと